地域社会とボランティア

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ボランティアの概念と枠組みに関する講義を踏まえて、実際のボランティア活動を実践するための方法を学び、ボランティア団体の社会的意義や地域社会との連携、活動を継続するための課題をまとめる。授業の一部に実習を取り入れる。プレ体験活動を通して人と積極的に関わり意欲を高め、社会に対する主体的責任を自覚し、能動的に社会参加を行う気風を育てる。さらに、夏季休業を利用して、実際にボランティア活動を行い理解を深める。また、活動体験を振り返り自己の学びについてディスカッションを行い、地域社会の理解を努める。

ボランティア・プレ体験

6月21日に越谷市青少年課放課後子ども教室推進事業「プレイパーク教室」に地域社会とボランティアの授業の中で、学生が参加させていただきました。

目的

1.小学生の遊び場づくりの活動の一つ「プレイパーク教室」にボランティアとして参加することを通して、地域の大人(学生含む)が小学生の遊びに関わっていく意義や課題について考える。
2.小学生の遊びの見守り体験等を通して、小学生の遊びの実態を把握し、小学生によっての遊びの意義について考える。
3.これらのことを通して、夏休みのボランティア体験のイメージを膨らませる。

越谷にプレーパークをつくる会について

子どもが自分の発想で自由に遊べる猛犬遊び場。「あぶない」「きたない」「うるさい」と言われることなく、木や土にふれながら思いっきり遊べます。当会ではその必要性を市に働きかけ、許可を得て、普通の公園では禁止されているボール遊びや木登り、火の使用を可能にしています。大人たちはできる限り子どもの「やりたい」気持ちを実現させるために、知恵を出し合っています。

学生の感想

現代の子どもたちは、安全の確保や地域の人との関わり方の違いで、公園で遊んでいても規制が多く見られます。不審者から身を守るため1人で遊んではいけない、ボールがぶつかると親からクレームが来る、けがをした時の責任など、子どもたちが自由に遊べるはずの公園がなくなろうとしています。
そんな中今回のプレーパーク教室のボランティアをさせて頂き、子どもたちが自らの考えで、伸び伸びと遊んでいる姿を見ることができました。私がダンボールで家を作っていると「何してるの?」と子どもたちが寄ってきて「このダンボールここにいいんじゃない?」など、遊びが広がるような提案をしてきてくれました。子どもたちがペタペタと貼ってくれたり、ダンボールを変形させたり、1人1人自分のやりたい事を楽しめる空間作りができたのではないかなと思います。
「子どもと大人」この関係の役割を考えるとすると、今回私がやった役割は、「お姉さんと子ども」ではなく、「仲間」に近い立ち位置にいたのではないかなと思いました。
自然の中で、子どもたちが自主的に、自由に遊べる環境の危ないことですら子どもたちに学んでほしいという考え方がとても素敵だと思いました。自分も子育てをしていますが、冒険させること、自主性、考えさせられました。そして、公園で安全に遊べるように、地域の人との関わりがとても大切だなと思いました。「子どもと環境」、環境で子どもの育ちがこんなに大きく変わることを学びました。
私は小学生の頃、学童でプレーパークの様な自然の中で育ってきました。今より子どもが自由に遊べる環境だったこともあり、今の子どもたちよりずっと自由な環境でした。そんな経験もあり、とても懐かしい気持ちになりました。「あれやっていい?」「これくっつけていい?」など聞かれたので「その発想いいねー!」という意味で、「それいいねー!!」と言葉掛けをしました。子どもたちがいろいろ言える環境、提案できる空気作りを少しはできたのではないかなと思います。子どもたちの意見に共感することで、子どもたちの中から「もっとこうしよう!」「もっとああやろう!」とたくさん出てきたので、言葉掛け一つ一つを保育者は考えないといけないと学びました。

「何してるの?」と聞かれるまでは子どもたちには「何をしているのだろう…何作っているんだろう…」とまず目を見て、観察してもらおうと思っていました。「楽しそう!!」と子どもたちが思ったら、自然とやってみたいと思うだろうし、見ていて「ふーん。」と無関心だったら違う遊びに行くだろうし、あえて自分から「一緒にやろうよ」とは言いませんでした。「家を作ってるんだよ」と言うと「じゃあこれはキッチンにいいんじゃない?」「玄関どこに作る?」など子ども達から提案してきてくれました。大人の目があるとついつい子どもの世界を壊してしまうこともあるので、もくもくとやっている子には見ても見ぬふり、考えている子にはことばにさせることで頭を整理させてみる等子どもの様子を見ながら言葉をかけました。
私は「もくもくを作る」「真剣に作る」そんな遊びを提供することで、一人ひとりが集中して家を作ったり、想像したりできたのではないかなと思います。ここで私がみんなと話をしながらやっていたり、歌を歌いながらやっていたらまた違った空間になったと思います。みんなで家を作っているように見えて、実は一人ひとりがやりたいことをやって、その集大成があの家になったのではないか思います。

3歳くらいの子が自分でガムテープをちぎれないと分かったとき、ワタシがちぎることだけ援助すると、その先は1人で作りたいものに対して作業を進められていた。ガムテープに自分のでがくっついてなかなか剥がれず、少しイライラしている様子も見られたが、剥がしてあげたい気持ちを抑えて見守ることで、自分でテープを剥がし、達成感を味わえたり、その子の力にもなったと思う。
「このダンボール何に使うの?」と聞かれたとき、「自由に使っていいんだよ。」と答えると、その子は喜んで何をつくろうか考え、すぐに作業に取り掛かったが、自由に考えてと言われ、困ってしまう子もいると思うので、そのような場合には、何か作るものを提案したり、大人が作っているところに一緒に入って作ろうと誘ったりする(一人ひとりに合せた対応をする)ことが大切だと思った。自由に決めて作るように伝えたことで、子どもは制限のない自由な空間でみんなのびのび楽しんでいるように見えた。

私は輪の中のお姉さんの位置にいたと思います。21日にボランティアで行ったプレーパークは、私にとってとても良い体験になりました。子どもたちが自分の発想で自由に遊ぶことができる場をつくっていくことは素敵なことだなと学ぶことができました。プレーパークは大人に邪魔されることもなく、のびのびと遊べるので子ども達もいろいろ学び成長できるんだなと思いました。友達と協力して友情関係を深めたり、怪我をしてしまったらこれからは気をつけよう、と気づけたり、こういう時はこうした方がいい、など学べていると感じました。
べっこう飴や焼きマシュマロをつくりながら子どもたちと触れ合い、一緒に考えて実行してみたり、ここでしか体験できないことができてとても楽しかったです。水遊びも小さいころに戻ったとうな感じになり、子どもたちと思いっきり遊ぶことができて良かったです。子どもたちが外遊びに興味関心を持ち、心も豊かになれる場を広げていくためにも、たくさんの地域にプレーパークがつくられれば良いなと思いました。そして親をはじめ大人たちも、温かく子どもたちを見守ることも大切なことだと思いました。短い時間のボランティアでしたが、楽しむことができ、同時に学ぶこともできました。良い思い出にもなりました。ボランティアをさせていただきありがとうございます。